6月議会、私は、9日の夕方が質問日でした。当局の答弁に再質問をしようと思うのですが、これには原稿もないものですから、頭がうまく回らず、あとでこういえば良かったと言うことばかり。今回も、終わってから、再質問は、自分の意見を言うのでなく、答弁に対してこれはおかしいのと違う?ということを言うのやと、言われ・・・わかってるんだけど、そういってなかったっけ?
私の行った質問と答弁、要旨をお伝えします。
1.国民健康保険について
○短期被保険者証を窓口に取りに来られた 方には無条件で渡す、あるいは郵送するべき。
●来られたら納付相談の上、渡すようにしている。郵送は考えていない。
○軽減・減免を行っても、なお15%もの滞納世帯がある。 生活保護世帯の基準額の1.2倍にまで 減免範囲を拡充することが必要。
●低所得世帯や失業・疾病などで急激に所得が減少した世帯には減免制度を設けており新たな減 免制度については考えていない。
○保険料の計算方法は、未納分を被保険者に転嫁するものであり不当である。これを改め、一般会 計から補填をすれば、1万円の引き下げは可能。
●保険料引き下げのためのさらなる一般会計からの繰り入れは、国保加入者以外の方々に、新たな 負担を求めることになるので適切でない。
2.後期高齢者医療制度について
○保険料滞納者に資格証明書は発行しないという態度を示されよ。
●広域連合において現在検討しているので、その結果により対応を考える。
○年金額が1万5千円以下の方から保険料を徴収すべきではない。市独自での保険料負担軽減策 を。
●国の制度の見直しにより低所得に対する配慮も行っており、大津市独自での軽減は考えていない。
○後期高齢者医療制度は、廃止するよう国に向けて言うべき
●この制度は、将来にわたり、医療保険制度が持続可能なものにすることを目的として創設されたも のであるため、制度廃止を求める考えはない。
3.大津駅周辺のまちづくり
○駅前に建設予定の15階建ての再開発ビルは、住民の合意のもとに進められているのか。
●昨年、周辺の関係自治会に説明会を実施 したが、まだ素案の段階であり、具体的 意見の集約 には至っていない。現在、再開 発準備組合が来年度の本組合設立に向けた基本設計の作成など を進めており、それが出来た段階で説明会を行う。
○大津駅西第一土地区画整理事業と 寺町通り再生事業は連携をとるべきだがどうか。
●連携については、今後の商店街の動向を見据えながら歩調を合わせていく。
○借家人の方の家賃はどう考えているのか。地域住民が安心して住み続けられるまちに。
●家賃激変緩和措置により、市営住宅制度とほぼ同様の家賃とし、一定期間に段階的に調整を行 い、借家人の方が安心して住み続けられるよう対応していく。
○朝の時間帯は、駅前の自家用車の駐停車が多く、停滞を招いている。改善は出来ないのか。定期 的に住民の声を聞く機会を。
●歩者分離式信号機への改良や誘導ライン表示の変更など行い歩行者の安全を図ってきたが停車 車両が多い。日頃より市民の声は聞いており、実施可能なものについては検討するが、改めて事 後調査を行うつもりはない。