2008年 08月 23日
事務事業仕分けを傍聴して |
今日は市役所で、大津市の行っている20事業について外部の視点による「事業仕分け」が実施されました。傍聴に行きましたが、率直なところ「今の時代、採算をあわすためには受益者に負担をしてもらう」という視点で大半の事業が仕分けされたという感想です。そして説明をする職員も、部署としての意見、事業の利点等をしっかりと切り返して言う人とそうでない人がいて、力量を感じる場面がありました。
児童クラブがビジネス化すれば、生活保護世帯の人、低所得者の人はどうなる?民営のとき、保育料が払えなくて入れなかった人がいたから公営になって喜ばれたんだし、障害児加配が保障されるようになって障害を持つ子の親も、仕事が続けられるようになった。ビジネス化されれば、この部分はどうなるんだろう。結局大枠で見てはって、少数派の人たちが視野に入っていないなと、とても残念な思いで聴いていました。そういう人にはまた別の対応をと、付け加えのように言われていましたが、児童クラブだけでなく、それはすべての事業に当てはまるものだと思います。
今日の仕分けは決定ではありません。しかし、大きな影響があることは明らかです。住民本位の事業とはどんなものか、採算をあわすことは大事だと思います。でも公が持つべきところはどこなのか、改めて問い直したいです。
児童クラブがビジネス化すれば、生活保護世帯の人、低所得者の人はどうなる?民営のとき、保育料が払えなくて入れなかった人がいたから公営になって喜ばれたんだし、障害児加配が保障されるようになって障害を持つ子の親も、仕事が続けられるようになった。ビジネス化されれば、この部分はどうなるんだろう。結局大枠で見てはって、少数派の人たちが視野に入っていないなと、とても残念な思いで聴いていました。そういう人にはまた別の対応をと、付け加えのように言われていましたが、児童クラブだけでなく、それはすべての事業に当てはまるものだと思います。
今日の仕分けは決定ではありません。しかし、大きな影響があることは明らかです。住民本位の事業とはどんなものか、採算をあわすことは大事だと思います。でも公が持つべきところはどこなのか、改めて問い直したいです。
by gurolin
| 2008-08-23 19:41